目次
董二袁劉傳第六
呂布張邈臧洪傳第七
二公孫陶四張傳第八
補注索引
内容説明
【「魏書(一)」凡例より】(抜粋)
本書は、南宋の紹興本と紹熙本を組み合わせて影印した百衲本『三國志』を底本とする。…『三國志』の版本は、百衲本のほかに明版もある。中華書局より一九五九年に出版された標点校勘本は、百衲本を底本に、明の汲古閣本、明の北監本を校刻した清の武英殿本、明の南監本を校印した金陵活字本により校勘をしている。『三國志版本薈萃』(巴蜀書社、二〇一六年)により、それらの諸版本の影印を確認したうえで、中華書局本の校勘を参照し、また廬弼『三国志集解』などの成果も取り入れ、底本とした百衲本に校勘を施した。…本書は、かかる操作を経たうえで句読点を施した原文を掲げ、書き下し文に( )で示した補注を附した後、現代文に翻訳した。現代語訳は、日本語として流麗であることよりも、訓読に合わせた現代語であることに努めた。…補注で取り上げた事項に関しては、巻末に索引を附した。
『全譯三國志 第二冊 魏書(二)』正誤表(2023/5/8掲載)