ホーム > 薬の都富山の漢籍と漢学
目次
はじめに
一 戦国大名と漢籍和書の関係をめぐって
二 富山藩の学問所広徳館と蔵書研究の目的と意義
三 富山藩広徳館をめぐる研究の流れ
四 本書の内容とその手順
第一章 富山藩の始まりと学問
一 初代藩主前田利次の家格意識と名物
二 調度品としての書籍と御成
三 前田正甫と将軍徳川綱吉の儒学時代
コラム1 前田家江戸藩邸の金箔瓦
コラム2 前田利保夫人の嫁入り道具
――広島藩浅野家と富山藩前田家――
第二章 富山藩の藩校広徳館の設置とその沿革
一 藩校広徳館の設置
二 広徳館と歴代藩主の係わり
コラム3 七日市藩前田家と藩校
第三章 広徳館の設置場所
一 古地図で見る初期広徳館の位置
二 富山城三之丸時代の広徳館
第四章 広徳館の教育と組織
一 学校組織としての広徳館の規定
二 広徳館の教育内容
第五章 富山藩下の出版文化と広徳館の出版物
一 江戸後期における富山城下の雕版と印刷
(1)富山藩内の俳諧愛好と出版
(2)富山藩内の売薬版画と出版
二 富山藩と広徳館の出版物
(1)『東渠公詩集』
(2)広徳館蔵版『曽子孝実』
(3)『本草通串』及び『本草通串証図』
(4)広徳館校正四書五経
コラム4 広徳館四書五経の書誌について
第六章 広徳館の名物教授と漢学
一 前田利与時代の儒学者と漢詩
二 前田利幹・利保時代の儒学者と漢詩
コラム5 『読杜詩愚得』と市河寛斎
コラム6 『越中古今詩鈔』について
コラム7 内山家柳原文庫と徳富蘇峰 ――近代の富山における漢学――
コラム8 篁牛人と中国古典文化
第七章 広徳館蔵書の行方
一 広徳館時代の書籍目録
二 国会図書館に残る藩校の蔵書
三 富山県内に残る藩学校旧蔵書
四 蔵書印に見る藩学校蔵書の移動
まとめ
コラム9 内家文庫印と敬斎所蔵印
コラム10 「沙蟹堂蔵書」印のある漢籍和書について
コラム11 前田邦寧について
コラム12 新川県教員講習所から富山大学までの蔵書印の変遷
新史料と解説
コラム13 東北大学にある前田家関係資料
コラム14 「富山藩家老近藤家系譜」について
資料所蔵先一覧
あとがき
人名・書名索引
一 戦国大名と漢籍和書の関係をめぐって
二 富山藩の学問所広徳館と蔵書研究の目的と意義
三 富山藩広徳館をめぐる研究の流れ
四 本書の内容とその手順
第一章 富山藩の始まりと学問
一 初代藩主前田利次の家格意識と名物
二 調度品としての書籍と御成
三 前田正甫と将軍徳川綱吉の儒学時代
コラム1 前田家江戸藩邸の金箔瓦
コラム2 前田利保夫人の嫁入り道具
――広島藩浅野家と富山藩前田家――
第二章 富山藩の藩校広徳館の設置とその沿革
一 藩校広徳館の設置
二 広徳館と歴代藩主の係わり
コラム3 七日市藩前田家と藩校
第三章 広徳館の設置場所
一 古地図で見る初期広徳館の位置
二 富山城三之丸時代の広徳館
第四章 広徳館の教育と組織
一 学校組織としての広徳館の規定
二 広徳館の教育内容
第五章 富山藩下の出版文化と広徳館の出版物
一 江戸後期における富山城下の雕版と印刷
(1)富山藩内の俳諧愛好と出版
(2)富山藩内の売薬版画と出版
二 富山藩と広徳館の出版物
(1)『東渠公詩集』
(2)広徳館蔵版『曽子孝実』
(3)『本草通串』及び『本草通串証図』
(4)広徳館校正四書五経
コラム4 広徳館四書五経の書誌について
第六章 広徳館の名物教授と漢学
一 前田利与時代の儒学者と漢詩
二 前田利幹・利保時代の儒学者と漢詩
コラム5 『読杜詩愚得』と市河寛斎
コラム6 『越中古今詩鈔』について
コラム7 内山家柳原文庫と徳富蘇峰 ――近代の富山における漢学――
コラム8 篁牛人と中国古典文化
第七章 広徳館蔵書の行方
一 広徳館時代の書籍目録
二 国会図書館に残る藩校の蔵書
三 富山県内に残る藩学校旧蔵書
四 蔵書印に見る藩学校蔵書の移動
まとめ
コラム9 内家文庫印と敬斎所蔵印
コラム10 「沙蟹堂蔵書」印のある漢籍和書について
コラム11 前田邦寧について
コラム12 新川県教員講習所から富山大学までの蔵書印の変遷
新史料と解説
コラム13 東北大学にある前田家関係資料
コラム14 「富山藩家老近藤家系譜」について
資料所蔵先一覧
あとがき
人名・書名索引
内容説明
Chinese Classics and Chinese Studies in Toyama, the City of Medicine ― The Domain School Koutoku-kan and its Collection of Books ―