目次
二、官爵辞典
三、引用書籍・作品
四、人物辞典
あとがき
人物辞典人名索引
内容説明
一、後漢年表は、本紀の記事に基づき、元号を掲げ、藤島達朗・野上俊静(編)『東方年表』(平楽寺書店)に従って便宜的に西暦を付した。月の明記されない事項は、年末に附した。
二、官爵辞典は、調べやすさを優先して、五十音順に並べた。体系的な把握に関しては、『全譯後漢書』⑨志(七)百官の末尾に掲げた「後漢書百官志官爵索引」を利用して、該当する本文・劉昭注を参照されたい。
三、引用書籍・作品は、あくまで『後漢書』と李賢注に引用された書籍を整理したもので、後漢、あるいは李賢注が著された唐代に通行した書籍を網羅したものではない。
四、人物辞典は、『後漢書』列傳に専傳・附傳を持つ者、および渡邉義浩『後漢国家の支配と儒教』(雄山閣出版、一九九五年)に掲げた、「後漢政権枢要官」に就任した者に限定し作成した。氏名の後にある(○○―○○○)は、『全譯後漢書』の(巻数-ページ数)である。なお、人物を出身地別に配列したため、人物辞典だけは索引を附した。それぞれの州の最初に附した郡縣名は、『後漢書』郡國志(通巻⑧)のもので、列傳に依拠した人物辞典の郡縣名と一致しない場合がある。