ホーム > 小林芳規著作集 第六巻
目次
凡 例
漢文訓讀體
一、漢文の訓讀と訓點資料
二、假名字體の變遷
三、ヲコト點の發達と固定
四、漢文訓讀文の變遷――佛書――
五、漢籍の訓讀とその沿革
六、『日本書紀』古訓の性格
七、普通文の源流
漢文訓讀文體の歴史
一、明治時代の普通文と現代日本語
二、二重表現形式の發生
三、接續詞「及び」の成立とその訓讀史上の意味
四、陳述副詞の成立
五、漢文訓讀文體の歴史
土佐日記の文體
はじめに
實 證
むすび
石山寺蔵の片假名交り文について
一、片假名交り文使用の基盤
二、院政期の片假名交り文
三、鎌倉時代の片假名交り文
四、石山寺蔵の片假名交り文の國語資料としての性格
石山寺蔵の片假名交り文資料一覧
文法研究の歴史
一、文法研究史の概觀と將來の方向
二、書目解題
連用形に續く助動詞「けむ」「たし」
けん(けむ)
たし
副助詞「し・しも・ばかり・のみ」
一、『し』の研究
二、『しも』の研究
三、『ばかり』と『のみ』の研究
「花を見るの記」の言い方の成立追考
幻の「來(き)しかた」――古典文法の一問題――
一、「來(こ)し」の用法
二、「來(き)し」の用例
三、「來(こ)しかた」と「きしかた」
四、「來(き)ンじ方」の存在 五、文法學説の再検討
藤原爲房妻の消息の用語――平安時代の連體形終止を中心に――
一、はじめに
二、藤原爲房妻の消息について
三、藤原爲房妻の假名消息の用語、特に連體形終止について
訓點資料と文法
訓點資料に見える「ズキ」の用法
訓點資料の語彙
一、訓點資料の語彙の考察上の諸視點
二、漢文訓讀語史上の語彙の變遷
三、依據註釋書の異同による訓讀語の異同
四、學派・宗派による訓讀語の異同
五、結びにかえて
法華百座聞書抄のことども――附「サルデハ私語」考――
漢文訓讀體
一、漢文の訓讀と訓點資料
二、假名字體の變遷
三、ヲコト點の發達と固定
四、漢文訓讀文の變遷――佛書――
五、漢籍の訓讀とその沿革
六、『日本書紀』古訓の性格
七、普通文の源流
漢文訓讀文體の歴史
一、明治時代の普通文と現代日本語
二、二重表現形式の發生
三、接續詞「及び」の成立とその訓讀史上の意味
四、陳述副詞の成立
五、漢文訓讀文體の歴史
土佐日記の文體
はじめに
實 證
むすび
石山寺蔵の片假名交り文について
一、片假名交り文使用の基盤
二、院政期の片假名交り文
三、鎌倉時代の片假名交り文
四、石山寺蔵の片假名交り文の國語資料としての性格
石山寺蔵の片假名交り文資料一覧
文法研究の歴史
一、文法研究史の概觀と將來の方向
二、書目解題
連用形に續く助動詞「けむ」「たし」
けん(けむ)
たし
副助詞「し・しも・ばかり・のみ」
一、『し』の研究
二、『しも』の研究
三、『ばかり』と『のみ』の研究
「花を見るの記」の言い方の成立追考
幻の「來(き)しかた」――古典文法の一問題――
一、「來(こ)し」の用法
二、「來(き)し」の用例
三、「來(こ)しかた」と「きしかた」
四、「來(き)ンじ方」の存在 五、文法學説の再検討
藤原爲房妻の消息の用語――平安時代の連體形終止を中心に――
一、はじめに
二、藤原爲房妻の消息について
三、藤原爲房妻の假名消息の用語、特に連體形終止について
訓點資料と文法
訓點資料に見える「ズキ」の用法
訓點資料の語彙
一、訓點資料の語彙の考察上の諸視點
二、漢文訓讀語史上の語彙の變遷
三、依據註釋書の異同による訓讀語の異同
四、學派・宗派による訓讀語の異同
五、結びにかえて
法華百座聞書抄のことども――附「サルデハ私語」考――
内容説明
【凡例より】
本册第六巻は、「文體・文法・語彙」と題して、文體については漢文訓讀體と和文の土左日記の文體、石山寺藏の片假名交り文體を取上げ、文法については先ず半世紀以上前の昭和三十六年時點における文法研究の歴史を顧みた論考を収め、次いで助動詞・助詞の特定語と文法上の特定問題を考察した論考を取上げ、語彙について訓點資料の語彙と口頭語の語彙の一端を論じたものを取上げた。