ホーム > 和刻本儀礼経伝通解 全3巻

内容説明

(正) 宋朱熹撰 37巻 寛文2年刊。 (続) 黄榦撰  29巻天明2年刊。 本書は、 朱熹の構想した礼楽の書の集成版である。 彼は、 三礼のうち綱領の 「周礼」 とともに 「儀礼」を本経とした。 「儀礼」 すなわち冠婚葬祭の具体的な儀式次第のシナリオ、 これこそ中国古代の社会規範、 今に生きる礼法制度と考えた。 「礼記」 はその書の解説とみなされ、 漢魏六朝の注疏や唐宋諸儒の訓釈を補充して膨大な統合解釈の礼書を編修した。 正編後半は朱子の未定稿 (儀礼集伝集注)、 続編は門人黄榦の編になる。

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