目次
新編北朝隋代墓誌所在總合目錄
北朝/北魏/東魏・北齊/西魏・北周/隋代
北朝隋代僞刻墓誌目錄
墓誌名稱索引/引用文獻略號索引
内容説明
【前言より】(抜粋)
唐に先立つ北朝・隋代の墓誌は一體いくつあるのか。この問題の解明を試みたのが拙編『北朝隋代墓誌所在總合目錄』(明治大學東アジア石刻文物研究所・汲古書院、2013年5月)であった。これは本書の前身であり、以下「舊版」と略稱する。舊版では2013年前半までに公開されていた北朝墓誌1211點、隋代墓誌716點、合計1927 點を收錄した。しかしそれから11 年ほどが經過した現在では、舊版を見ただけではもはや北朝隋代墓誌の全容を把握することは到底できない。この閒には新たな墓誌が大量に出現し、また關連する史料集や研究論著の增加も實にすさまじいものがあるからである。そこで編者は舊版の出版以降も關連情報の調査を續け、目錄を增補改訂する作業を進めてきた。本書はこの作業の現時點における成果である。
本書では2023年以前に公開された北朝墓誌1731點、隋代墓誌955點、合計2686 點を收錄した。單純計算すると舊版から759點增えたことになる。ただし舊版では專ら墓誌のみを收錄對象としたのに對し、本書では墓誌以外の墓葬關連文字史料にまで對象を擴大し、墓碑(神道碑)や墓券(買地券)なども併せて收錄することとした。とはいえそれらの數量は墓誌と比べるとごく少なく、具體的には墓碑83點(北朝67、隋16)、墓券13點(北朝12、隋1)、鎭墓石1點(北朝1)、隨葬衣物疏1點(北朝1)、合計98點にすぎない。この98點を差し引くと、純粹な墓誌のみの增加數は661點となる。この10年でこれほど多くの新出墓誌が追加されたのは驚きである。
【凡例より】(一部略)
Ⅰ.本目錄は北朝(386~581)・隋代(581~618)の墓誌を年代順に配列し、その所在に關する情報を一覧表にしたものである。
Ⅱ.各墓誌には番號をふり、墓誌名稱、紀年(年號、西曆、月、日)、出土地、現藏場所および著錄狀況を記す。Ⅲ.著錄狀況の部分には北朝隋代墓誌を掲載する圖書や論文など(2023年12月までに刊行・發表されたものに限る)をA~Kの11類に分けて收載する。A~K類の詳細については次頁以降の「引用文獻一覽」を參照のこと。
Ⅳ.この他に本目錄には北朝隋代僞刻墓誌目錄を附載する。北朝隋代僞刻墓誌目錄の體裁は見開き形式ではなく、通常の頁設定をとる。各墓誌には「僞」字を冠した番號をふり、つづいて墓誌名稱、紀年(年號、西曆、月、日)、辨僞文獻、その他の文獻を記す。
Ⅴ.本目錄の末尾には、墓誌名稱を筆畫順に並べた「墓誌名稱索引」と、引用文獻の略號を筆畫順に並べた「引用文獻略號索引」を附載する。本目錄では女性墓誌の名稱表記については、原則として「○○妻△△墓誌」というように女性の姓名の前にその夫の姓名を置く形式をとっているが、「墓誌名稱索引」では女性墓誌の檢索の便を考慮し、目錄上の墓誌名稱表記に加えて「△△(○○妻)墓誌」というように女性の姓名を頭出しした名稱表記も合せて掲載した。