ホーム > 鎌倉幕府北条氏一門の研究
目次
【主要目次】
序 章 問題の所在――北条氏一門の研究の現状と課題――
第一部 北条義時の子息について
第一章 北条義時の子息について
第二章 北条有時について
第二部 北条時頼政権
第一章 北条時頼政権の成立について
第二章 北条時頼政権の課題について――北条時頼執権期における御家人問題を中心に――
第三章 文応元年における社会不穏と鎌倉幕府権力の危機意識
――最明寺入道北条時頼政権の実態に関する一視角――
第三部 北条時宗政権
第一章 北条時宗の家督継承条件に関する一考察
――『吾妻鏡』文永元年条欠文理由及び文永九年二月騒動との関連において――
第二章 得宗専制体制の成立過程――文永・弘安年間における北条時宗政権の実態分析――
第四部 北条貞時政権
第一章 北条貞時政権の研究序説
――弘安七年の諸法令にみる鎌倉幕府の政策と「弘安七年佐介の政変」について――
第二章 北条貞時政権の研究――弘安末年における北条貞時政権の実態分析――
附 録 得宗被官平氏および長崎氏の世系について
第五部 北条政村の研究
第一章 寛元・宝治年間における北条政村 第二章 北条政村の研究
第六部 北条時房の研究
第一章 北条時房について――生誕から連署就任まで――
第二章 鎌倉幕府連署北条時房について――執権・連署制の実態分析と時房流の家嫡問題――
第三章 北条一門佐介氏について――時房流北条氏の検討その一――
第四章 佐介信時について
第五章 北条一門大仏氏について――時房流北条氏の検討その二――
第六章 北条時房の子孫について
初出一覧・あとがき・索 引
序 章 問題の所在――北条氏一門の研究の現状と課題――
第一部 北条義時の子息について
第一章 北条義時の子息について
第二章 北条有時について
第二部 北条時頼政権
第一章 北条時頼政権の成立について
第二章 北条時頼政権の課題について――北条時頼執権期における御家人問題を中心に――
第三章 文応元年における社会不穏と鎌倉幕府権力の危機意識
――最明寺入道北条時頼政権の実態に関する一視角――
第三部 北条時宗政権
第一章 北条時宗の家督継承条件に関する一考察
――『吾妻鏡』文永元年条欠文理由及び文永九年二月騒動との関連において――
第二章 得宗専制体制の成立過程――文永・弘安年間における北条時宗政権の実態分析――
第四部 北条貞時政権
第一章 北条貞時政権の研究序説
――弘安七年の諸法令にみる鎌倉幕府の政策と「弘安七年佐介の政変」について――
第二章 北条貞時政権の研究――弘安末年における北条貞時政権の実態分析――
附 録 得宗被官平氏および長崎氏の世系について
第五部 北条政村の研究
第一章 寛元・宝治年間における北条政村 第二章 北条政村の研究
第六部 北条時房の研究
第一章 北条時房について――生誕から連署就任まで――
第二章 鎌倉幕府連署北条時房について――執権・連署制の実態分析と時房流の家嫡問題――
第三章 北条一門佐介氏について――時房流北条氏の検討その一――
第四章 佐介信時について
第五章 北条一門大仏氏について――時房流北条氏の検討その二――
第六章 北条時房の子孫について
初出一覧・あとがき・索 引
内容説明
本書は、論者の長年の研究テーマ「北条氏一門の研究」を、主に鎌倉時代中期にその考察時期をしぼり、且つ幕府中央で活動した一門を中心に詳細に考察したものである。得宗を中心とする北条一門による幕府支配は、幕府中央のみならず鎮西探題・長門探題等の設置や整備からも地方にも大きく波及し、時代が下がるごとに得宗の権力伸長は顕著となっていく。本書では、鎌倉時代の根本史料〈吾妻鏡〉に正面から向き合い、北条一門の実態に迫り「得宗専制論の再検討」を目指すものである。