内容説明
(7) 「栗山堂詩集」 四巻二冊柴野栗山撰 写本 柴野栗山 (1735-1807) 名は邦彦、 字は彦輔、 高松の人。 後藤芝山・林榴岡に師事。 阿波藩儒のち幕府儒官。 写本のみ伝存。 「静寄軒集」 十七巻付七巻十三冊尾藤二洲撰写本 (内閣文庫蔵浄書本) 尾藤二洲 (1747-1813) 名は志尹、 約山・静寄軒とも号す。 伊予の人。 片山北海に学び幕府儒官として二十二年。 首四巻が詩で、 本書は二洲の著作を網羅している。 「精里集抄」 初二十三集十巻十冊古賀精里撰 文政2年刊 古賀精里(1750-1817)名は樸、 字は淳風、 佐賀の人。 福井榕亭・西依成斎に学ぶ。 佐賀藩儒のち幕府儒官。 本書は精里の詩文集。 「杏園詩集」 二巻一冊大田南畝撰 文政3年刊 大田南畝 (1749-1823) 名は覃、 字は子耜、 四方赤良・蜀山人・杏花園などと号す。 江戸の人。 狂歌師として有名であるが、 松崎観海に学び漢詩集として本書がある。