内容説明
(11) 「今四家絶句」 二巻二冊 北原秦里・宮沢雪山・梁川星巖編 文化12年序刊 清新性霊派として江戸後期の漢詩壇に新風を興した江湖詩社の重鎮、 市河寛斎・柏木如亭・大窪詩仏・菊地五山四家の七言絶句を各100首収める。 「宜園百家詩」 初二十三編二十巻十四冊矢上行他編天保12年・嘉永7年刊 江戸末期最大の私塾と称された九州豊後の広瀬淡窓の咸宜園に学んだ人々の詞華集。 519名。 淡窓・旭荘・亀井南冥・昭陽等の詩も収録。「玉池吟社詩」 四巻三冊 遠山雲如・竹内雲涛編 弘化2年刊 梁川星巖が神田お玉ヶ池に開いた玉池吟社は千余人に及んだといわれる。 本書は80名の詩を集めているが、 当時の詩壇を代表した人を網羅する。 「皇朝分類名家絶句」 四巻三冊 石川釻太郎編 明治3年刊 後藤芝山・釈大典から植村蘆洲に至る江戸後期100名の七絶を詩題別に編纂。 「下谷吟社詩」 初編三巻三冊大沼枕山編明治8年刊 大沼枕山主宰下谷吟社64名の詞華集。関雪江・植村蘆洲らが校訂。 「七曲吟社詩」 八巻四冊 鈴木松塘編 明治12・18年刊 玉池吟社の俊秀鈴木松塘の開いた七曲吟社集。 144名 (含む閨秀詩人)。 「日本閨媛吟藻」 二巻一冊 水上蘆秋編 明治13年刊 女性のみの漢詩を集めた初の詞華集。 梁川星巖妻紅蘭や江馬細香ら54名収録。 「優遊吟社詩」 二巻一冊 小野湖山編 明治22年刊 小野湖山が大阪の友人達と結んだ詩社の詩を収録 (16名)。