内容説明
(7) 「海内才子詩」 五巻三冊 柏木如亭 文政3年刊 柏木如亭、 名は昶、 江戸の人、 市川寛斎門人。 主として地域別に分類。 「選詩の厳密さと鑑賞眼の卓抜さ」 において類書を抜くといわれる。 「采風集」 三巻三冊 稲毛屋山編 文化5年刊 稲毛屋山、 名は直通、 高松藩世臣で江戸に住む。 清新性霊派の全国的規模でのはじめての詞華集で、 179家の作品を収める。 「湖山楼詩屏風」 三巻三冊 小野湖山編 嘉永元・明治19年刊 小野湖山、本姓横山氏、 名は、 巻・長愿、 近江の人、 梁川星巖門人。師友と仰ぐ諸家の詩一百首を屏風に録し朝夕諷詠して風雅を楽しんだのにちなみ書名をつける。 頼山陽・岡本花亭・梁川星巖・佐藤一斎等の詩を収録。 「摂東七家詩鈔」七巻五冊 北尾墨香編刊 嘉永2年刊 「摂西六家詩鈔」 六巻五冊 北尾墨香編刊 嘉永2年刊 江戸後期の詩運興隆を背景に、 浪華の書肆北尾墨香が当代の名家を東西に分け、 各家の代表作を選んで刊行した。 摂東には、 菊地五山・安積艮斎・梁川星巖ら、 摂西には、 篠崎小竹・広瀬淡窓・旭窓らを収録する。 「六名家詩鈔」 六巻六冊 植村蘆洲編 万延元年刊 植村蘆洲、 名は正義、江戸の人、 大沼枕山に師事。 藤森弘庵・大槻盤渓・小野湖山・大沼枕山・鷲津毅堂・梅癡尊者の6名の詩を収録。「近世名家詩鈔」 三巻三冊 関重弘編 万延2年刊 伊予の関重弘、 丹波の藤田亀千載の編で刊行。 96家の詩を収録。