ホーム > 禅門抄物叢刊 (14)無門関抄
内容説明
(14)無門慧開の 『禅宗無門関』が成立したのは十三世紀初で、 臨済宗のみならず、 禅門各派に重用された。 紀伊興国寺の開山心地覚心が入宋し、 本書を将来してからわが国でも広く流布し、 その注解書は刊写本あわせて六十種近くに達する。 本巻には未公開の写本三種を収録した。傍訓一覧は快牛撰のみ採録。 (1)縦誉嶺極筆=二巻一冊寛永17年写行実不明 (2)鉄心快牛撰=二巻一冊延宝6年写行実不明 (3)撰者不詳=一巻一冊書写年代不明