ホーム > 細川家永青文庫叢刊 (12)鴨長明外山菴記.海道記.いさよひの日記.徒然草
内容説明
(12)鴨長明外山菴記 (方丈記) (一冊・室町末期写) 古本系統に属し、 流布本の増補した三段すべてを欠く。 巻末に源季広の 「月影の」 の歌を有する点、 流布本に近いものもある。鴨長明海道記 (一冊) 慶長3年幽斎自筆奥書があり、 近世流布本の祖本。 海道記の原形を再建する為には不可欠の伝本。いさよひの日記 (一冊・猪苗代兼如筆) 慶長3年幽斎自筆奥書。 流布本系統を代表する最善本。徒然草 (二冊・細川三斎筆) 幸隆本とは同系統でありながら、 直接の転写関係のない貴重な伝本。